最高の一冊

書籍紹介。あなたにとっても最高の一冊を。

僕は明日、昨日のきみとデートする(七月隆文)

今週のお題「プレゼントしたい本」

f:id:n-syoota:20160921205319j:image

 

台風が去ってから少し涼しくなってきましたね。夜なんかは虫の鳴き声が聞こえてきて、秋が来たことを実感します。

 

そういえば今日ふと空を見たらいわし雲が広がっていて小さい秋を見つけてしまいました。みなさんの秋を感じるものは何でしょうね。

 

 

 

 

 

さて、今日紹介したい本は「僕は明日、昨日のきみとデートする」という作品。

作者の七月隆文というかたはライトノベル出身の作家のようで、この作品も読みやすく書かれている。それは決して内容が無いというわけでは無くて、まだ活字に慣れていない人にも楽しく読むことが出来て何らかの示唆を与えてくれるということだ。

 

 

肝心の内容はというと、雑にジャンル分けするなら恋愛小説という括りに入るだろう。

主人公の"ぼく"とヒロインの"彼女"は運命的な出会いでもって惹かれあい、同じ時間を過ごすのだけれど、彼女には秘密があった。といったところか。

 

 

ありきたりな設定だな。と思われるかたもいることと思う。僕もそう思う。

 

しかし、さすがはライトノベル出身の作家。やや強引なSFのような要素によってかき乱される2人の関係に、きっとみなさんも目が離せなくなることだろう。

 

 

そして、もし次バスに乗る事があったらきっと妄想してしまうに違いない。悲しい運命を背負ったその人に会うことを。

 

f:id:n-syoota:20160923090211j:image